東京都庁舛添要一東京都知事がすったもんだした挙句、ようやく自ら辞任をしました。この時期での知事辞任は、後々二か月先のリオ五輪、ましてや4年先の東京五輪のことを考えると確かにマズイことかもしれません。でも、私は都民ではないけれど、我々一般人の感覚からするとこの結末は当然の結果だと思います。そしてこの一連の辞任劇は、私たちがやっているネット上での情報発信の在り方を考えるあたって学ぶべき教訓を示してくれたと思います。




今回のブログ記事は、
ジャーナリスト・田原総一朗氏の
「舛添都知事の政治家人生から見る敗因分析」を元にしています。


舛添要一氏を表舞台に立つきっかけを作ったのは、
田原総一郎氏だと言われています。
田原氏は、当時、東京大学助教授で、頭も良く、弁が立ち
論争にもめっきり強い舛添氏の才能を見出し、
田原氏自らが司会を務める「朝まで生テレビ!」に
出演を依頼したのがきっかけでした。


それを契機に、その後の彼の活躍ぶりは期待に違わないもので、
周知のとおりで、人気、知名度はどんどん高まっていきました。


案の定、その後、政界に進出し、
2001年に自民党から参議院選比例代表で出馬して当選し、
2007年に再選され、参議院2期目で早くも厚生労働大臣に就任
という大抜擢を受けます。


それを契機に、彼の発信力は威力を増していきます。


ただ、その後、自民党が総選挙で歴史的敗北をして下野した際に
ちょっといい気になって、自らの所属政党である
自民党を痛烈に批判したため、、その結果、自民党を離党して
新党を作ったりした時期があって注目度が落ちた時期が
ありましたが(田原氏はこの選択を「戦略なき選択」と言います)、


突然の猪瀬都知事の辞任を絶好機と捉え、
都知事選に出馬して見事当選を果たし、颯爽と表舞台に復帰して
東京五輪ということも相まって、彼の勢いは絶頂期を迎えます。
そして、今日に至っていったわけです。


田原氏の今回の分析は多岐にわたっていますが、
今回のブログ記事で取り上げたい側面にフォーカスした形で
論を進めていきます。


田原氏曰く、彼マスメディアに露出し始めた当時
「天下を取りたい!」と話していたらしく、
もちろんそのこと自体はまったく問題ないわけですが、
そのために、テレビというメディアを自分の都合のいい時に
都合良く使えるものだと考えていたふしがあると分析します。


彼は、世論もテレビで思うようにコントロールできる、
思い切った言い方をすれば、自分の価値判断を
世論に押し付けることができる、従わせることができると
自然と無意識の領域で考えるようになってしまったという
結構、自信家に陥りやすいマインドが
今回の結末を招いた大きな要因であると分析しています。


テレビの向こう側には、政治資金規正法がまさにザル法で、
一般市民感情をまったく反映していない法律だと分かっている
とてつもない数の一般市民がいるにもかかわらず、


今回の自分の行いを「第三者の公正で厳しい目」で
判断してもらうという、一見もっともらしいが、
それを法律的判断しかできない弁護士らに判断を委ねてしまい、
案の定「不適切だった」だと一応言いつつも「違法でない」から
問題ないと理づめでねじ伏せようとした強行な態度、感覚は、
まさに一般市民感情とは正反対のあさっての方向を
向いていると言わざるを得ないのです。


しかも、その判断する事柄というのが、
一般人では通常は体感できないスケールのでかい出来事ではなく、
正月の家族旅行のホテル代とか、別荘やコンサート、野球観戦の
交通費とか、サンドイッチ代とか、まさに一般庶民が通常行っている、
十分感覚的に想像できる領域でのちまちました経費であり、
それを自腹で切ることなく、ちまちまと公金で支出していた
という「せこさ」加減に、一般庶民はいら立ちを通り越して
怒りを沸騰させたわけです。


さて、


今回の舛添氏の辞任劇から情報発信を生業とする
私たちが学ぶべきことは、テレビの向こう側には一般市民感情を
備えた一般人がいると同じで、パソコンの向こう側にも人がいる
ということです。


ネットビジネスは、一人でパソコン相手にキーボードを
パチパチとたたいていることが日常なので、勘違いして
そのパソコンの向こう側には生身の人がいる、お客様がいる
という感覚が希薄になってしまいがちです。


あなたの相手はパソコンではありません。
また自分発信する情報を上位表示させることは大事だから
Googleを意識することは必要だけど、向こう側にいる
「人」存在を忘れてSEO対策に講じすぎてもいけません。


独りよがりに見栄張ってしまって
情報の価値を高めたいがために、わざと専門用語とか、
難しい用語などを使ってしまうのも避けるべきです。
相手のことを本当に思っていれば、
普段の近しい人への言葉使い・言い回しで
OKなんです。家族とか友人とか恋人とか・・・・。


良く言われるのは、小学校5~6年生でもわかる
読みやすい言葉使いをするスタンスを意識して
持っておくことが大切だといいますが、
まさに、その通りなのです。


そうすることによって、
初めてパソコンの向こう側にいる「人」「お客様」の
共感を生み、それがお客様にとっても、
そしてこちらにとってもプラスになる
反応を示してくれるのです。


情報発信に、この意識、心構え、マインドがない限り
到底ネットビジネスは成功しません。


今回の舛添都知事辞任劇は
私たちの情報発信するスタンスを改めて原点にもどって
考えていくべき良き教訓を示したものだと私は痛切に感じました。


ぜひ、考えていきたいと思います。


では、また

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