セロトーレ別に夫婦間の身の上相談をするつもりはありません。あくまで目指すところはビジネスの話です。でも、チョロッととっかかりとして言っておくと、今日、離婚原因の最終局面には、この「価値観の相違」とか「価値観の不一致」といったものが頻繁に出てきていて、これは、例えば、日常でのお金の使い方や親・親戚との付き合い方、また、子どもの教育方針、料理の味付け、掃除の仕方などなどで、昔と違って女性が自らの考え方、価値観を堂々と主張してきたことが背景にあるわけです。



そもそも、人それぞれですから、
これはどちらが良い悪いの問題ではないので、
なかなか難しいところです。


大事に至らないためには、
とにかくコミュニケーションを積み重ねていき、
分かり合えなければなりません。


さて、ビジネスの話につなげていきます。
これから話すことは、以前書いたブログ記事の一部でも
触れたことですが、今回はそれにフォーカスして述べていきます。

 ※以前書いたブログ記事
●「人は言葉で概念を認識します」の意味を問う!


なぜ、自分が自信持っている商品の価値が相手に伝わらないのだろうか?
なぜ、自分が言いたいことと、相手に伝わっていることとの間には、
ギャップが生じてしまうのだろうか?


ということが、ありますよね。
当然のことながら、真意が伝わってない以上
商品はなかなか売れません。


そもそも「DRM(ダイレクト・レスポンス・マーケティング)」は、
双方向のコミュニケーションを積み重ねて、互いの信頼関係を築き、
商品の素晴らしさ、ベネフィットを伝えていく、
そしてそれがしっかりお客様に伝わって納得してもらえれば
買ってもらえるということですよね。


そこの背景には「DRM」の3ステップのうち「教育」の
重要キーワードである「価値観の共有」が必要ということです。
価値観が共有されるということは、価値観のすり合わせができて、
そこに共感が生まれているということを意味します。


ところで、言語学の世界で
「シニフィアン」と「シニフィエ」という概念があります。
「シニフィアン」は「言葉とか記号」そのものを意味します。
「シニフィエ」とはその言葉や記号に対して、人が頭に描く
「イメージ」を意味します。


これは、何を言いたいかというと、
言葉(シフィニアン)が同じなのに、人それぞれ思い浮かべるもの
(シフィニエ)は違うことが日常茶飯事あるということです。


例えば、目の前の3人に「いす」を思い浮かべてください、
といいます。当然「いす」は腰かけるものであり、
全員知っているわけですから、それぞれ思い浮かべるでしょうが、
でも全員が全員、思い浮かべている「いす」のイメージは
違ってくることがほとんどです。


一人は「ソファー」みたいは「どか~」とした重量感ある
「いす」をイメージしているかもしれないし、
一人は「公園のベンチ」みたいな「いす」を
イメージしているかもしれません。
別の人は「ワーキングチェア」みたいな「いす」を
イメージするかもしれません。


「空」だって、「雨」だって、「海」だって、
いろんな「空」「雨」「海」があるわけだから、
人それぞれが抱くイメージは全部違うはずです。


だから、人に一生懸命にある概念(シニフィアン)を、
伝えようと頑張っていても、それを受け取る側が
違ったイメージ(シニフィエ)を持ってしまうことは、
多々あることで、その場合は残念ながら真意は伝わりません。


私たちは、このことをしっかりと意識して
わかっていないといけません。


だから、そうならないためには、
相手への思いやりを欠くような「バカじゃないんだから、
そのくらい解るだろう~」という意識ではなく、
慎重に、丁寧に思いやりを持って、こちらが意図する
「シニフィエ」をできる限り同じレベルで
思い浮かべてもらうように、
解りやすい「シニフィアン」に変えていくことが
必要となるのです。


先の「いす」の例でいえば、
どの「いす」かを事前にしっかりと定義づけしておくとか、
「空」でも、それが「夏の空」なら「真っ白で雄大な入道雲が
モクモクと沸き立っている青空」とか・・・・、


「シニフィアン」にイメージできる形容詞的表現を
付けることで、できるだけ細かいディティールを
表してイメージ、「シニフィエ」の共有を図っておくことが
大切です。


例えば、
「初恋のようなもどかしさ」とか、
「風邪薬の味」とか、
「新入生のときのドキドキ感」とか、
「二日酔いの地獄」とか、
「観音様のような優しさ」とか、


よく、コピーライティングの在り方で、
小学生、中学生レベルの一般教養があれば十分に理解できる
文章で書くことが大切です、をいわれていますが、
これも同じ方向性を言い表していると思います。


そのほか、
「5W1H」 を使うのも一つです。
「When(いつ) Where(どこで) Who(誰が) What(何を)
Why(なぜ)How(どのように)」を使うことで、具体性をもたせ
相手にできるだけ共通のイメージ、つまり「シニフィエ」を
抱かせることにつながります。


肝心要の商品の「ベネフィット」を伝える時も
「ベネフィット価値」はお客様の商品の使い方に
表れるわけですから「いつ、どこで、誰がどう使うか」を
きちんと伝えることがこちらの意図するイメージ、
つまり「シニフィエ」を限りなく同じに伝えられる
ことになるでしょう。


こういったことを意識することで、販売する側の「シニフィエ」と
お客様側の「シニフィエ」は、完全には一致することはないけど、
ある程度、共有され、それが一定レベルまで達すれば
思いは伝わって、商品の販売に繋がっていくのです。


これらの根本には、先に言った「DRM」の「価値観の共有」で
あり、それは、いかにしてできるだけ共通の「シニフィエ」を
持ってもらえるようにしていくかということです。


だから、
ネットビジネスは「自由を享受できる」というのが、
一つのキャッチフレーズだけど、
その「自由」とやらを、いかに幅広く、魅力的に描いて、
皆に具体的な「シニフィエ(イメージ)」として
共感できるように伝えることが大切なのです。


私のビジネステーマである「人生の主導権を取り戻す!」
の「主導権」もいろんな「主導権」があるわけで、
その「主導権」という「シニフィアン」の私の「シニフィエ」を
相手にしっかりと伝えて、それを共有してもらわなければ
ならないわけです。


私の目指す「主導権」はまさに「自由を享受しての主導権」です。
それは過去の記事で述べていますので、良ければお読みください。

※過去の記事
●ネットビジネスで「起業」する本当の意味を探る


最後、まとめると
冒頭に述べた夫婦間のことでも、
また、相手に何かを伝えたい
相手に何かをしてもらいたい


そのためには
できるだけ「シニフィエ」を同じにしていく、
単に主張するだけで「ファ~」と終わりにするのではなく
「シニフィエ」のすり合わせをしていくことが大切です。


「DRM」の「教育」は「価値観のすり合わせ」であり
それは「シニフィエ」のすり合わせにもつながるのです。


では、また

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