bare6またまた、マラソン絡みの記事で申し訳ありません。「すでに食傷気味でしょうか?」・・・・・と配慮する態度をみせつつも強引に話を進めさせていただきます。(笑)







みなさん、川内優輝っていう人を
知ってますよね?


今では、マラソンをやらない人でも、
ほとんど知っているのではないかと思うほど
有名人ではないかと思うのですが・・・・・


私たちのような市民ランナーにとって
彼は心底リスペクトすべき存在で、
強力な実業団選手を相手に堂々と立ち向かう
その姿勢は、まさに「市民ランナーの星」
なんです。


彼は、2011年以前は、埼玉県職員を生業とし、
主に東京の駒沢公園で練習する、ごく普通の
市民ランナーでした (今もそうですが・・・)。


その彼を、一躍有名にさせたのは、
つまり「ブランディング」を構築させたのは、


2011年の東京マラソンで
まったくの無名の市民ランナーだった彼が、
日本男子Topの総合3位でゴールしたことです。
一躍、世間マスコミの脚光を浴びたのです。
(2時間08分37秒というかなりの好タイム)


私たち市民ランナーが、驚きと拍手喝采を
送ったのはもちろん、


実業団の選手やコーチの面々も、この出来事に
正直かなりの驚きとかなりのショックを
受けたようです。


無名の彼のパーソナルブランディングの
構築はこの2011年東京マラソンから
始まったといえるでしょう。


パーソナルブランディングとは
「自分という人間は、こういう人間だと
 いうことを知ってもらって、信頼して
 もらうために、自らの【価値】を
 表面化すること」と一応定義します。


では、そのブランディングを構築するための、
表面化すべき【価値】とは何か?
次の三つの価値といわれます。

(1)圧倒的な技量(機能的価値)
(2)一方的な好意(感情的価値)
(3)ペルソナ


まず、(1)は、要するに「スゲェー!」
「なんだこれ!?」と思わず称賛の声が
出してしまうほどの圧倒性ある何か、技量を
を持っているということで、それによって
一気に短期間で尊敬度がアップし、
ブランディングが構築されます。


彼の場合は、その圧倒的技量については
問題ありません (知らない人はwikiを見れば、
すぐにその圧倒性がわかります)。


次に、(2)はその人のことを好きか嫌いかの
問題です。彼の場合は

〇普段は高校の事務員で働きながら、
 自分で計画を立ててがんばって練習して
 いる様子。(土日を除いた日は2時間しか
 練習できない)

〇マスコミの取材に対しては、
 いつも誠実でハキハキした
 受け答えをする様子。

〇実業団チームからの誘いに対しては、
「練習方法が合わない!」ということで
断る一方、実業団のエリートランナーたち
には負けたくないという強烈な反骨精神を
表す様子。

〇具が山盛りいっぱい積まれたラーメンを
 夢中で食べる可愛らしい様子。

〇彼のマラソンスタイルはいつも全身全霊で、
ゴール直後は毎回倒れ込み担架で医務室に
運び込まれていく様子。


・・・・などなど、彼のこういった
日常の行いが、マスコミを通じて伝えられ、
世間に好印象を与え、彼の好感度はかなり
アップしたといっていいと思います。


この価値は、(1)の「圧倒性」を要素として
いるわけではないので、こういった有様を
継続していくことで、時間をかけて徐々に
ブランディングが構築されていきます。


最後に、(3)は仮面をかぶるという意味です。
ブランディングを備えていても、それを人に
知られなければ意味がないので、
知られるために、ブランド人たるに相応しい
振る舞いをするということです。


ただ、なんたって彼には、マスコミが
注目していますので、この点は大丈夫です。
なお、彼は自ら進んでそのような
振る舞いをしたことはありませんが、


しいてあげれば、2012年のロンドン五輪選考
レースの東京マラソンで敗退して、
皆の期待を裏切ったということへの
申し訳なさを表すために、頭をスキンヘッド
に丸めて会見に応じた行為が、
「ブランド人たるに相応しい振る舞い」に
あたると思います。


以上、川内優輝くんはブランディングを
備えているに足る三つの価値、要素を
持っているといえます。


従って、かれは強固なブランディングを
備えているといえます。


一般論として(1)(2)(3)すべてが備われば、
文句なしですが、
(1)だけでも、ブランディングは構築できます。
(2)だけでも、ブランディングは構築できます。
ただ、これは(1)と違って相手がいるので、
時間はかかりますが、構築はできます。


ただ、(1)が満たされても、(2)の好感度が
最悪だったらブランディングは構築されない
と思います。
世間で、よくいる「あの人はすっごく仕事が
できて、その点は尊敬するけれど、
人間としては最低の人で、私は嫌いです」
というパターンです。


ところで、


ビジネスを取り組むにあたって、
ブランディングの構築、つまり信頼関係の
構築は絶対条件であることは
いうまでもありません。


そして、ビジネスでのブランディングの
構築でも、今回述べた三つの価値、要素は、
必要となります。

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